どーしてどん底に陥ったのか?就職編
どーしてどん底に陥ったのか?就職編
今までの人生を振り返り、ギャンブル依存症がどうやってできていくのか見つめ直している。僕はいつの時代もどこかでギャンブルしている。
専門学校時代もそんなに勝てていないんだと思うけど、なんか負けた記憶がないんだよね。
で、これって多分、脳の中で嫌な記憶を忘れているだけなんだろうと思う。昔はよかった、っていう人多いけど、昔も嫌なことがいっぱいあって、でも嫌な記憶は薄れていってるだけなんじゃね?
今、僕はどん底だと思ってるんだけど、この記憶も将来薄れていくのは困る。また同じことを繰り返しちゃうんじゃないかって。
だから今覚えている範囲でこうしてブログに書いておこう。ちょっと恥ずかしいのだけど。
就職編
ぎりぎりだった。MAJIDE。
専門学校の終わり頃にはみんなどんどん就職先が決まっていったんだよね。で、僕はというと、なかなか決まらなかった。トヨタの専門学校だからトヨタ系の整備士に有利なのは当然なんだけど、受からなかったんだよねw
出席日数ギリギリだったのと、経歴に問題があるというか、なんか覚えてないけど面接で嘘をついてしまった気がする。しかもとっさについたからバレバレなやつ。どんな嘘をついたのか思い出したいけど、思い出せないってことは多分これも嫌な記憶で薄れているんだろう。
で、どうしたかと言うと、外車ディーラーへ面接を受けに行った。その時の面接は覚えてる。
面接官『なんでトヨタに行かないの?』
僕『トヨタの面接に落ちたからです。学校さぼり気味だったりしたのが原因だと思いますが、そこらへんの同学年には負けない経験をしています』
と、まぁこんな感じ。後から聞いた話だが、もう採用枠は埋まっていて時期外れに面接にきた僕を『おもしろそうなやつが来た』って理由で急遽採用したらしい。
初めての仕事は最初戸惑った。今までのバイトとかとは違って責任感っていうの?なんかそんな感じ。高級車だったからやっぱ気を遣う。
地元に戻ったこともあって悪友ともまた遊ぶようになった。働きだした僕たちは学生時代より少しお金に余裕があった。休みの日は違法な煙を吸い込んでゲラゲラ笑い、飲み屋やパチンコ、風俗に行く。
仕事は真面目だったけど私生活は酷かった。なんか周りに薬物が蔓延してたんだよね。で僕はハードなとこまでは行ってないけどマリファナとかMDMAくらいはすぐに手に入る感じ。
合法ドラッグが社会問題になるまで続いた。捕まった友達もいる。
若かったし、仕事が忙しかったのもある。労働環境は今ほど整備されてなくて(今もひどいがw)僕は黄色い太陽の日差しにフラフラになりながら9時~0時過ぎまで高級車を整備するといった危険なことをやっていた。それが当たり前と思ってたしね。
整備士の仕事は3年間続けた。この頃は少し大人になっていて、この先どうなるんだろうと漠然とした不安や苛立ちを抱えていた。そして転職を決意するのであった。